**************************************************
“Story of Image Sensor, Intelligent Electric Eye” Slide 03
**************************************************
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
“Story of Image Sensor, Intelligent Electric Eye” Slide 03
+++++++++++++ Yoshiaki Hagiwara +++++++++++++++
これは、イメージセンサーのチップサイズを並べたものです。
その用途に合わせて、色々な工学系のサイズに合わせて、
色々なサイズのイメージセンサーがあります。
例えばいちばん左端の 3．2 分の 1 インチ工学系レンズに
おいては、対角線の長さが 3．2 分の 1 インチということです。
1 インチは 2．53 cm ですので、その対角線の長さが
3.2 分 の 1 インチ は 約 8 mm サイズとなります。
そのイメージセンサの面積は 約 14．5 ミリメートル平米
となり、画格は 横が 6．4 mm 、縦が 3．3 mm になります。
ほかにも 2 分の 3 分の 1 インチレンズ系や、1 インチ
型レンズ型、または APS ( Advanced Photo System ) という
規格の、Cタイプのレンズがあります。
横が 23．4 mm で、縦が 16．7 mm の
フォーマットを持つものです。
プロが使うデジタルカメラの昔のフィルムサイズの
横 36 mm × 縦 23 mm で、面積が約 64 mm 平米の
フルサイズ版まであります。
さらにもっと大きなもので、ワンチップが１０００万円以上する、
放送局用の撮像カメラ装置や、ハリウッドの映画会社が特注で
購入するものもあります。
1975年当時、萩原が SONY に入社した頃ですが、
普通の半導体チップは 当時数ミリ mm 程度の
小さなものでした。
1 mm x 2 mm とか、そんな小さなものでした。
しかし当時ソニーでは既に、 横が 8．8 mm で、
縦が 6．6 mm のインターライン方式の CCD イメージ
センサを開発チャレンジしていました。
「怖さ知らず」のおそろしい事でした。
またインターライン方式は 当時まだ微細化が
難しい時代でしたので、それよりも微細化が
簡単な Frame Transfer 方式の ＣＣＤ Image
Sensor も開発していました。
しかし、こちらは chip 面積がさらに大きく、２倍です。
横は、8．8 mm でそのままですが、 縦はその２倍となり、
6．6 mm x 2 = 13．2 mm もありました。横 9 mm かける
縦 13 mm です。
本当に当時としては、「怖さ知らず」だったと思います。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
Next Page Slide 04
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
Slide 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18
Slide 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
