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Slide 21 to 30 は まだ工事中です。
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ベル研の科学者が トランジスタ の生み の親 ( Mother ) とするなら、
Sony の 岩間和夫さんは、トランジスタの育ての親 ( Father ) と 呼べます。
技術の進歩は、発明者(mother) と 開発者(father) の 両方が不可欠です。
物理学の進歩でも、 理論家(mother) と 実験家(father) が 不可欠ですが、
人類の文明の進歩でも、 個人のひらめきの発明創造力 だけでなく、
資金と、人材と、時間をかけた、開発・勤勉・努力 の 両方が不可欠です。
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Slide 21
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1948年にトランジスタが発明された時、
Prof. Mole はまだPhDの学生でした。
彼はすぐに、PN接合が二極管整流特性
をもつ真空管でPNP接合が増幅特性を
持つ三極管真空管に対応する半導体の石
なら、PNPN接合もなにかおもしろい
特性を持つのではと考えそれを自分の
PhDの論文のテーマにしました。
それがとてもON抵抗の小さいPNPN
接合型 SWITCH 素子でした。
OFFの時はすごく高い抵抗値を持ち、
リーク電流がほとんどありません。
またONの時はすごくON抵抗が少なく
電流がぼかすか流れるものです。
この素子に光を照射したのが SONYの
HADです。萩原の1975年の発明
になりますが、その話はあとでさらに
詳細に説明します。
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Slide 22
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在、東京と大阪間で第2新幹線の建設が
注目されていますが、磁気を使って車体を
空中に浮遊させて空気抵抗だけで車体を
移動するする仕組みですが、車体が近づいた
時のみその周辺の磁気浮遊装置を起動する
のに高速に応答する SWITCH回路
が不可欠です。それにこのPNPN接合
のサイリスタまたはそのより進化した
改良半導体デバイスが今たいへん注目
されています。
萩原は学生時代に当時 Stanford大学の
教授だった Prof. Mole の書いた教科書
やそのデバイスを使った電子回路の本を
学習しました。
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Slide 23
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