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萩原はこの埋め込みチャネル型CCDの動作原理を学生時代、自分の

PhDの論文テーマとしました。Prof. C.A.Meadと Prof.T.C.McGill

の指導のもと、ISSCC1974 のPhD 論文を発表しました。




そしてその後SONYに1975年2月に入社しました。その秋には、

この Pinned Photo Diodeに関する基本構造特許を出願しました。



萩原は1975年当時すでにCCDの限界を理解していました。CCDには、

(1)金属性電極構造のため光が透過できず感度が悪い、

(2)受光部はMOS電極でSiO2界面に強い電界があり、表面暗電流が大きい

(3)構造的に縦型 overflow drain 構造が不可である。


横型OFDを採用する必要があった。CCD構造にはない、この3つの機能を

実現するために、萩原は Pinned Photo Diode の構造を提案しました。


もちろん(4)Pinned Photo Diode は、完全空亡化転送も可能であり、

残像のない優れた映像を提供してくれることも、萩原は理解していました。





しかし、この(4)の、残像のない映像は、CCD構造でも既に完全空乏化

電荷転送が可能でした。CCD構造はすでに、残像がない、優れた特徴を

提供していました。 上図の 1978年萩原開発の、 Pinned Photo Diode

搭載のFT方式のCCD image sensor も残像がありません。下図の透明電極

と横型OFDを採用した IT 方式のCCD image sensor も残像がありません。




この残像のない映像の提供は、横型OFDと透明電極を採用した IT 方式の

CCD image sensor は、萩原が中研時代ひとりでで設計しました。萩原が

所属するSONYのCCD image sensor の開発研究チーム部隊はほんの数人

のチームでした。1人の人間(萩原)が設計し、一人の人間(松本)がプロセスを

担当し、一人の人間(西村)がカメラカメラシステムを組み立て、一人の人間

(名雲)カラー撮像処理回路を開発し実現したものです。


Pinned Photo Diodeより以前にすでに、CCD構造で実現していた特徴です。

Pinned Photo Diodeの残像のないという特徴には新規性はありませんでした。



しかし、萩原1975年特許の実施例の図にはあきらかに完全空亡化転送の

動作を示す図を提示していました。




しかし、Fossum 2014 paper には、「完全空亡化転送の記述が萩原1975年

特許にはない。」との嘘の記載があります。これは完全なる事実誤認の、嘘

の内容です。Fossum 2014 fake paper が image sensor の学会の技術陣

だけでなく、多くの一般社会人の誤解を招くことになりました。これは

萩原良昭の発明者としての、誇りと自尊心を汚し、完全に萩原の開発研究者

としての心をないがしろにして、萩原とそのまわりの善良な勤勉な技術者陣の

こころに傷をつける嘘の供述です。Fossum 2014 fake paper は、決して

許されるものではありません。完全なる訂正と謝罪を要求するものです。 













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これは70歳じじいのぶつぶつぼやきの独り言でした。

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The AIPS image sensor watching at its inventor, Yoshiaki Hagiwara.

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