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参考文献
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参考書名: 人工知能パートナー(AIPS)を支える
デジタル回路の世界
ISBN 978-4-88359-339-2 C3055
本体 9000円+税
B5サイズ 上製 475ページ (ハードカバー)
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書籍の出版社の紹介
TEL: 042-765-6460(代) 青山社
https://www.seizansha.co.jp/ISBN/ISBN978-4-88359-339-2.html
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補足資料 人工知能パートナーシステム(AIPS) を支える基礎知識(2)
(2)応用情報数学
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本書「デジタル回路の世界」を購入された読者のみなさまには、
本書購入日時と購入手段(購入書店)を記載の上、
hagihara-yoshiaki@aiplab.com にご連絡いただければ、
この補足資料の解答集 (Lecture Note) をお送りします。
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人工知能パートナーシステム(AIPS)
を支える基礎知識
(2)応用情報数学
講義 01
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1.01 複素数とは?複素数とベクトルとの関係は?
複素数平面を定義し、平面の点と複素数の関係を説明せよ。
複素数の絶対値とは?複素数の偏角とは?
1.02 オイラー(Euler)の公式とは?
xのn乗が1の時、xの値(n個の根)を求めよ。
その値を複素数平面上の点として図示せよ。
1.03 Z=a+jb= R exp(jθ) として、a,b,R,θの関係を、
具体的に数値を入れて説明せよ。
1.04 共役複素数とは?その性質を説明せよ。
1.05 複素数の加減演算を複素数平面上の点として説明せよ。
具体的に2つの複素数のたし算と引き算を例に
その計算結果の絶対値と偏角の値を求めよ。
1.06 P=a+jb で Q=c+jd とする時、
具体値な数値を入れて、PとQの和と差、
および、その絶対値と相差角の関係を示せ。
1.07 2つの複素数 P[ ]とQ[ ]のわり算と、
複素数平面上の2点 P[ ]とQ[ ]の回転について説明せよ。
1.09 虚数 j のべき乗と、それと対応する複素平面上の点
の回転について説明せよ。
1.10 正弦波交流の複素数表記について説明せよ。
(1) 2つの電流の実効値と相対位相値が与えられている時
その合成電流の実行値を求めよ。
(2)電流の瞬時値が与えられている時、その直交座標表示と
極座標表示を説明せよ。
(3)電流の直交座標表示が与えられている時、その瞬時値を求めよ。
1.11 2つ電流の直交座標表示が与えられている時、その合成電流の
(1)直交座標表示
(2)極座標表示
(3)瞬時値表示
を具体的な数値を例にして計算せよ。
1.12 電圧の瞬時値 v(t) を基準として、電流の瞬時値 i(t)の
相対波形図を、具体的な数値を例にして描き、相対位相の
値との関係を示せ。
1.13 電圧と電流の瞬時値を v(t) = Vm sin (ωt-α) ,
i(t) = Im cos(ωt+β) とする時、
その位相差を、具体的な数値を例にして計算せよ。
また、複素数平面上での円周回転ベクトルとの位相関係を
図示し説明せよ。
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人工知能パートナーシステム(AIPS)
を支える基礎知識
(2)応用情報数学
講義 02
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2.01 抵抗だけの回路を 次のDCDL code で定義する。
define R( ) { input v(t), GND ; output i(t); i(t)=IR(v,GND); }
この回路図を描き、電圧電流特性を説明せよ。
特に電圧 v(t) を基準とすると 電流i(t)の位相(phase)はどうなるか?
2.02 コイル( self inductance )だけの回路を 次のDCDL code で定義する。
define L( ) { input v(t), GND ; output i(t); i(t)=IL(v,GND); }
この回路図を描き、電圧電流特性を説明せよ。
コイル( self inductance )の impedance ZL とは?
特に電圧 v(t) を基準とすると 電流i(t)の位相(phase)はどうなるか?
電源電圧 v(t)が Step 関数の時、電流i(t)の波形はどうなるか?
2.03 コイル( self inductance )のimpedanceを 20 Ωとする。
電源電圧が100Vの時、瞬時電圧 v(t) と 瞬時電流 i(t)を求めよ。
電源電圧 v(t) に対して 瞬時電流 i(t) の相対位相はどうなるか?
2.04 静電容量だけの回路を 次のDCDL code で定義する。
define C( ) { input v(t), GND ; output i(t); i(t)=IC(v,GND); }
この回路図を描き、電圧電流特性を説明せよ。静電容量の impedance ZC とは?
特に電圧 v(t) を基準とすると 電流i(t)の位相(phase)はどうなるか?
電源電圧 v(t) に対して 瞬時電流 i(t) の相対位相はどうなるか?
2.05 静電容量が25Ωで電源電圧が100Vの時、瞬時電圧 v(t) と 瞬時電流 i(t)を求めよ。
電源電圧 v(t) に対して 瞬時電流 i(t) の相対位相はどうなるか?
2.06 RLC直列回路の回路を 次のDCDL code で定義する。
define RLC( ) { input v(t), GND ; output i(t),VR(t),VL(t),VC(t);
IR(v,V1);IL(V1,V2);IC(V2,GND); VR=v-V1;VL=V1-V2;VC=V2-GND; }
この回路図を描き、電圧電流特性を説明せよ。このRLC直列回路の impedance Z とは?
誘電reactanceとは? 静電reactanceとは?
特に電圧 v(t) を基準とすると 電流i(t)の位相(phase)はどうなるか?
2.07 RLC直列回路で(1)抵抗値 R と(2)容量の実行抵抗値 |ZC|の値と、
(3)容量にかかる電圧VCの値が与えられている時で、
(4)電源電圧が100V の時、コイルの実行抵抗を求めよ。
この回路の性質を述べよ。
2.08 以下DCDL code で 定義される RLCのnetwork 回路図を描け。
define RLCNET( ) { input v(t), GND;
output V1(t)〜V5(t),IR1(t)〜IR5(t),IC1(t)〜IC4(t),IL1(t)〜IL2(t);
IR1(v,V1);IR2(v,V2);IR3(V3,GND);IR4(V3,V4);IR5(V5,GND);
IC1(V2,V3);IC2(V2,GND);IC3(V1,V4);IC4(V4,GND); IL1(V1,V3);IL2(V4,V5); }
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●DCDL とは? DCDL=Digital Circuit Description Languageの略です。
C-言語 like の coding で computer に電子回路図を理解させて、
自動的に入力値に対して、数値計算法で いろいろな出力値を計算する
様になることが目標としている並列処理ハードウェア用言語の一種です。
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人工知能パートナーシステム(AIPS)
を支える基礎知識
(2)応用情報数学
講義 03
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3.01 LCR回路で 電源電圧Vと(L,C,I)の値が与えられた時、
具体的な数値を例にして、ほかの値を求めよ。
たとえば、V=85 volt,wL=25Ω,1/wC=17Ω,I=5Aの時、
まず impedance ベクトル Z[ ]に注目し、
R,Vr,VR(t),VL(t),VC(t)はどうなるか?
3.02 LC回路で 電源電圧Vと(L,C)の値が与えられた時、
具体的な数値を例にして、ほかの値を求めよ。
たとえば、V=6000 volt,wL=10Ω,1/wC=10Ωの時、
まず impedance ベクトル Z[ ]に注目し、
電源電圧ベクトル V[ ]を使って、I[ ],VC[ ],VL[ ]を求めよ。
3.03 RL回路で 電源電圧ベクトル Vo[ ] と(R,L)の値が与えられた時、
具体的な数値を例にして、ほかの値を求めよ。
たとえば、Vo[ ]=200 exp(πj/4),R=10√3Ω,wL=10Ωの時、
まず impedance ベクトル Z[ ]に注目し、
電源ベクトル I[ ]などを求めよ。
3.04 つぎの DCDL code で記述された (R1+R2//L) 回路を図示せよ。
define R1+R2//L( ) { input V(t), GND;
output I(t),I2(t),IL(t),V1(t);
R1(V,V1);R2(V1,GND);L(V1,GND) ; }
I2=5A,R1=30Ω,R2=10Ω,wL=10Ωの時、
V(t)、I(t)、I2(t),IL(t),V1(t)の複素ベクトル関数を求めよ。
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(2)応用情報数学
講義 04
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4.01 次の DCDL code で定義された回路 LR( ) を描け。
define LR( ) { input v(t),GND,L,R ; output i(t);IL(v,V1);IR(V1,GND); }
電源とVRの比が与えられた時、R と L の関係を求めよ。
4.02 次の DCDL code で定義された回路 RX( ) を描け。
define RX( ) { input v(t),GND,R,X ; output i(t);IR(v,V1);IX(V1,GND); }
電源 v(t)と電流 i(t) が与えられた時、R と X の値を求めよ。
4.03 R1//R2 および Z1//Z2 の値を求めよ。
4.04 Admittance を定義せよ。
4.05 C//R( )回路を図示せよ。
v(t)の位相θがπ/4で、V/I=10の時、R と wCR の値を求めよ。
4.06 R//L//C( )回路を描け。
IL=17A,IC=5A,I=13Aの時 IRの値を求めよ。
4.07 π(パイ)抵抗回路 PAIR( ) を図示せよ。
define PAIR( ) { input Vin,Iout,Ra,Rb,Rc; output Vout,Iin;
Ia=IRa(Vin,GND);Ib=IRb(Iout,GND);Ic=IRc(Vin,Vout);
Iin=Ia+Ib;Iout=Ic-Ib; }
input(Vin,Iout)からoutput(Vout,Iin)を求める変換行列式を求めよ。
4.08 2段はしご回路 Ladder2R( )回路を図示せよ。
入力値(V,I)と出力値(Vout,Iout)の関係を求めよ。
4.09 (R+C//L)回路を図示せよ。
V=100v,I=5A,1/wC=4Ω,R=12Ωの時 wLの値を求めよ。
4.10 R1//(jwL+R2)回路を図示せよ。
R1=10Ω,R2=16Ω,wL=12Ωの時、R2で消費される電力値を求めよ。
4.11 抵抗体R で消費される電力値を定義せよ。
4.12 電力の複素数表示に関わる以下の物理量を定義せよ。
@皮相電力A力率B無効率C無効電力D電力ベクトル
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(2)応用情報数学
講義 05
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5.01 交流電圧ベクトル v(t) と 交流電流ベクトル i(t) を使って、複素数電力ベクトル
SL(t) = P + jQ
SC(t) = P - jQ
を定義せよ。交流電圧ベクトル v(t) と 交流電流ベクトル i(t) の位相関係を説明せよ。
5.02 RX( )回路のimpedance Z=R+jX の値から、この回路の交流電圧ベクトル v(t) と
交流電流ベクトル i(t) の位相関係(力率角)を求めよ。
5.03 具体的な瞬時電圧 v(t)と 瞬時電流 i(t) の値を例として、
その値から、負荷の力率を求めよ。
5.04 (R+L)//C( )回路に置いて、具体的に消費電力Pと抵抗R,L,C の値が与えられている時、
C に流れる電流 IC の値を求めよ。
5.05 RL( )回路で電圧 v(t) と電流 i(t) のベクトル係数 vo と io が与えれている時、
この回路の有効電力 P と その力率を求めよ。
5.06 次のDCDL code で定義される 交流bridge回路 Abridge( )の回路図を描け。
define Abirdge( ) { input v(t),GND;
output Va(t)=Vb(t),IZ1(t)=IZ3(t),IZ2(t)=IZ4(t);
IZ1(v,Va);IZ2(v,Vb);IZ3(Va,GND);IZ4(Vb,GND); }
この交流bridge回路 Abridge( )の回路の平衡条件を求めよ。
5.07 交流bridge回路 Abridge( ) において、
{ Z1=R1;Z2=R3//C;Z3=R2+L;Z4=R4;}
の時の回路図を描け。この場合の平衡条件を求めよ。
5.08 交流bridge回路 Abridge( ) において、
{ Z1=R1;Z2=C2//R2;Z3=C+r;Z4=C3;}
の時の回路図を描け。この場合の平衡条件を求めよ。
5.09 三相起電力(対称三相起電力)とは?
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(2)応用情報数学
講義 06
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6.01 複素数三相交流起電力ベクトルの和はゼロとなることを説明せよ。
6.02 複素数三相交流起電力ベクトルの直交座標表示について説明せよ。
虚数jをかけるといくらベクトルが回転したことになるか?
6.03 実効値 V の対称三相起電力の
@瞬時値
A直座標系表示
B極座標系表示
について説明せよ。
6.04 独立三相回路とは?
6.05 三相4線式回路とは?
6.06 Y結線回路(星形結線回路)とは?
6.07 線間電圧と相電圧の位相差について説明せよ。
6.08 Y結線回路(星形結線回路)の場合の、
相電流と線電流の関係を説明せよ。
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を支える基礎知識
(2)応用情報数学
講義 07
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7.01 Y結線回路において電源電圧 ( Vo=100 volt )と負荷 ( Z=8+6j ) の値が与えられた時、
線間電圧と線電流の値を求めよ。
7.02 (R+L)と(R+C)の二重平行三相回路 DP3P( ) の回路図を描け。
define DP3P( ) { input Va,Vb,Vc; output V1,V2,V3,V4,V5,V6;
R1(Va,V1);L1(V1,GNDL);R2(Vb,V2);L2(V2,GNDL);R3(Vc,V3);L3(V3,GNDL);
R4(Va,V4);C1(V4,GNDC);R5(Vb,V5);C2(V5,GNDC);R6(Vc,V6);C3(V6,GNDC); }
相電圧がVo=100 V; R=6Ω ; wL=8Ω ; 1/wC= 8Ωの時、線電流 はいくらになるか?
7.03 (R+X)の平行三相回路 P3P( )の回路図を描け。
define P3P( ) { input Va,Vb,Vc; output V1,V2,V3;
R1(Va,V1);X1(V1,GNDL);R2(Vb,V2);X2(V2,GNDL);R3(Vc,V3);X3(V3,GNDL);
線間電圧 ( (Va-Vb)=6kV ) と線電流 ( Io=10A ) で、
負荷 ( Z = R + jX )の消費電力 ( P = 60 KW ) が与えられtいる時、
相電圧 ( Vo=Va=Vb=Vc ) と R と L の値を求めよ。
7.04 @まず、3つの独立単相交流回路を描け。
そして、電源側と負荷側にわけて、それぞれ三角形構造をした回路を描け。
A最終的に、三角結線の平衡三相回路の回路図を描け。
B三角結線の相電圧と線間電圧の関係はどうか?
C三角結線の相電流と線間電流の関係はどうか?
7.05 三角結線の平衡三相回路において、相電圧と負荷の値が与えられている時、
相電圧と負荷の値が( Va=210 ; Z=8+6j ) の場合と
( Va=200;Z=40+30j)の場合で 相電流、線間電圧を求めよ。
7.06 @単相交流の(有効)電力を定義せよ。A三相交流の起電力を定義せよ。
BY結線での(有効)電力を、線間電圧と線間電流 ( V1=Va-Vb ; I1=Ia )を使って定義せよ。
C△結線での(有効)電力を、線間電圧と線間電流 ( V1=Va;I1=Ia-Ib )を使って定義せよ。
7.07 相電圧/相電流と線電圧/線電流の関係をまとめよ。
7.08 有効電力(P)、無効電力(Q)、皮相電力(S)を定義せよ。
7.09 三角形負荷( Z = 6 + 8j )に対称三相電圧 ( Va = 200 V ) を加えた場合
相電流、線電流、力率、無効率、有効電力(P)、無効電力(Q)、皮相電力(S)を求めよ。
7.10 Y結線負荷(平衡三相負荷)回路で、
@線電圧 ( V1=210V ) と負荷 ( Z=14exp(πj/6) )の場合と、
A線電圧 ( V1=210V ) と負荷 ( R=24Ω;wL=15Ω;1/wC=8Ω)の場合で、
三相電力の力率、線電流、相電流、有効電力を求めよ。
7.11 Y結線と△結線の impedance 等価変換について説明せよ。
7.12 三相3線式電源で△結線負荷を駆動する場合、相電圧の値が与えられ、
また、△結線負荷 Zd が与えれている時、線電流と相電流を求めよ。
7.13 (Yと△)の合成負荷の平衡三相回路とは?
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を支える基礎知識
(2)応用情報数学
講義 08
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8.01 負荷回路から見たY結線とΔ結線の等価変換について説明せよ。
8.02 二電力計測法の計測値の和と三相電力値の関係を説明せよ。
8.03 三相平衡回路(Y結線電源にY結線負荷回路)の場合、
三相無効電力 Q を求めよ。
8.04 交流単相回路と三相回路を対比して、
@有効電力、A無効電力、B皮相電力、C力率
について比較説明せよ。
8.05 発電所(電源設備)と家庭(負荷側)との配電線の
力率の改善問題について説明せよ。
8.06 誘導性負荷に容量を追加して力率が改善できることを説明せよ。
8.07 有効電力の大きさを維持しながら力率を改善する方法について説明せよ。
8.08 皮相電力を一定にしたまま、改善するとはどういうことか?
8.09 RX( )回路の有効電力について説明せよ。
8.10 送電線に容量をかませて、送電線の損失を減少させる方法について説明せよ。
8.11 使用電力と遅れ力率の値が与えられている時、
線路損失を最少にする方法を説明せよ。
8.12 変電器(電源側)の定格容量を固定にしたまま、
送電線を増設してより多くの電力を配電する方法について説明せよ。
8.13 定格容量S1の送電線に容量をかませて定格容量S2にした場合、
具体的な数値を例にして、線路損失の改善比を求めよ。
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(2)応用情報数学
講義 09
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9.01 時間関数 f(t) の Laplace 変換 F(s)を定義せよ。
微分関数 df(t)/dt のLaplace 変換 が sF(s)となることを導け。
積分関数のLaplace 変換が (1/s) F(s)となることを導け。
9.02 RC( )回路の伝達関数 G(s)を定義せよ。
RC( )回路の周波数伝達関数を定義せよ。
9.03 交流電源でのRC( )回路の性質をまとめよ。
9.04 Step Pulse 入力でのRC( )回路の出力応答特性について説明せよ。
積分要素応答とは?一次遅れ要素応答とは?
交流電源の周波数の値に対して、どの様に、
RC( )回路の出力応答波形が変化するかを説明せよ。
9.05 次のDCDL で定義される GGH( )回路の回路図を描き、その伝達関数を求めよ。
define GGH( ) { input Vin(t); output Vout(t);
[Vin,V3]SUB( )->[V1]; [V1]G1( )->[V2];
[V2]G2( )->[Vout]; [Vout]H( )->[V3]; }
9.06 次のDCDL で定義される GGG( )回路の回路図を描き、その伝達関数を求めよ。
define GGG( ) { input Vin(t); output Vout(t);
[Vin,V4]SUB(1)->[V1]; [V1]G1( )->[V2];
[V1]G2( )->[V3]; [V2,V3]SUB(2)->[Vout];
[Vout]G3( )->[V4]; }
9.07 次のDCDL で定義される G( )回路の回路図を描き、その伝達関数を求めよ。
define G( ) { input Vin(t); output Vout(t);
[Vin,Vout]SUB(1)->[V1]; [V1]G( )->[Vout];}
9.08 次のDCDL で定義される GGG( )回路の回路図を描き、その出力関数 C(t)を求めよ。
define GGG( ) { input R(t),D(t); output C(t);
[R,C]SUB(1)->[V1]; [V1]G1( )->[V2];
[V2,D,V4]ADDSUB( )->[V3]; [V3]G( )->[Vout];
[C]H( )->[V4]; }
入力信号 R(t) に対する伝達関数と、入力信号 D(t) に対する伝達関数を求めよ。
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(2)応用情報数学
講義 10
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10.01 次のDCDL code で定義された GGH自動制御系の Block図を描き、
その不安定について説明しなさい。
define GGH( ) { input X(t); output Y(t);
{X(t),C(t)}sub( )->A(t); A(t)G1( )->B(t);
B(t)G2( )->Y(t);Y(t)H( )->C(t); }
入出力関係式を矢印表記形式と等号表記形式で示せ。
このBlock図の一巡伝達関数を定義しなさい。
10.02 次のDCDL code で定義された GH自動制御系の Block図を描き、
その不安定について説明しなさい。
define GH( ) { input X(t); output Y(t);
{X(t),F(t)}sub( )->A(t); A(t)G( )->Y(t);Y(t)H( )->F(t); }
入出力関係式を等号表記形式で示し、その不安定について説明しなさい。
このBlock図の open loop 伝達関数と一巡伝達関数を定義しなさい。
10.03 ボード線図を定義せよ。@Gain余裕とは?A位相余裕とは?
10.04 次のDCDL code で定義された GGH自動制御系の Block図を描き、
その伝達関数を求めよ。
define GH( ) { input R(s); output C(s);
G1(s)=2/s;G2(s)=4/(s+1);H(s)=s;
{R(s),C(s)}sub(1)->A(s); A(s)G1(s)->B(s);
{B(s),E(s)}sub(1)->D(s); D(s)G2(s)->C(s);
C(s)H(s)->E(s): }
10.05 次のDCDL code で定義された 単純G自動制御系の Block図を描き、
そのopen loop伝達関数の安定性について説明しなさい。
define SG( ) { input R(jw); output C(jw);
G(jw)=1/(jw)/(1+jw)/(1+jw);
{R(jw),C(jw)}sub(1)->E(jw); E(jw)G(jw)->C(jw); }
10.06 二次振動要素の伝達関数を G(jw) = 4/{(jw)*(jw)+1.6+(jw)+4} とする時、
位相が90°遅れの時の周波数 w=2πf の値と、利得(Gain)の値を求めよ。
10.07 いろいろなボード線図の場合を想定して、
そのfeedback制御系の安定性について説明せよ。
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(2)応用情報数学
講義 11
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11.01 10進法数小数 A[ ].B[ ] を 2進法数 C[ ].D[ ]に変換する
計算手順(algorithm)を説明しなさい。
10進法数小数 0.7 を2進法数に変換しなさい。
10進法数小数 32 を2進法数に変換しなさい。
11.02 2進法数小数 C[ ].D[ ] を 10進法数 A[ ].B[ ]に変換する
計算手順(algorithm)を説明しなさい。
2進法数小数 (1101) を10進法数に変換しなさい。
11.03 2進法数小数 A[ ].B[ ] とC[ ].D[ ]の加算の計算手順を説明しなさい。
11.04 2進法数と16進法数の関係を説明しなさい。
11.05 回転shift回路 Rotate( )を定義しなさい。
11.06 反転回路 inv( )を定義しなさい。
11.07 NAND回路 NAND( )を定義しなさい。
11.08 NOR回路 NOR( )を定義しなさい。
11.09 Exclusive OR 回路 EXOR( )を定義しなさい。
11.10 RS Flip Flop 回路 RSFF( )を定義しなさい。
11.11 data Flip Flop 回路 DFF( )を定義しなさい。
11.12 容量型 1 bit memory 回路を説明しなさい。
11.13 inverter pair 型 1 bit memory 回路を説明しなさい。
11.14 加算回路の基本部品回路 HA( ) と FA( )を定義しなさい。
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を支える基礎知識
(2)応用情報数学
講義 12
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12.01 次のDCDL codeで定義された回路図を描き、
出力端子のFan-out数と遅延時間を概算しなさい。
define ABCD( ) { input A,B; output C,D; [A]inv(1)->V1;[B]inv(2)->V2;
[V1,B]AND(1)->V3;[A,V2]AND(2)->V4;[V3,V4]OR(1)->C; [V1,B]AND(3)->D; }
12.02 EXNOR( )回路を定義しなさい。
12.03 次のDCDL codeで定義された回路図を描き、各電圧端子の波形を描きなさい。
define ClockABCD( ) { input A(t),B(t);output C(t),D(t);
for t=0to7 { A(t)=(00110011);B(t)=(01010101); }
[A]inv(1)->V1;[B]inv(2)->V2;[A,B]EXOR(1)->V3;
[V1,B]AND(1)->V4;[A,V2]AND(2)->V5;
[V4,V5]OR(1)->C ; [V3]inv(3)->D : }
12.04 次のDCDL code で定義される 4bit加算回路のblock図を描け。
A[ ]=(1110),B[ ]=(1001)の時、S=1 と S=0 の場合で、出力値を求めよ。
define ADD4S( ) { input A[ ],B[ ],S ; output C4,D[ ];
[B,S]EXR4(1)->D; [A,D,C0]ADD4(1)->[C4,D]; }
12.05 次のDCDL codeは DFF( )回路を使って JKFF( )回路を構築している。
その回路図を描き、各電圧端子の波形を描け。
define JKFF( ) { input J(t),K(t),CK(t) ; output Q(t);
for t=0to26 { J(t)=(0 00011 11111 11111 00000 00000 0);
K(t)=(0 11000 00011 00000 00000 11000 0); }
[k]inv(1)->V1;[J,QB]AND(1)->V2;[V1,Q]AND(2)->V3;
[V2,V3]OR(1)->D;[D,CK]DFF(1)->[Q,QB]; }
12.06 あるデジタル回路 [A,B,C]X( )->X がある。
A=0の時は、B=C=1でX=0、それ以外ではX=1;
A=1の時は、B=C=0でX=1、それ以外ではX=0 である。
この回路の真値表を表記し、カルノー法で論理式を導き回路図を描け。
12.07 次のDCDL codeは Clear付きJKFF( )回路を使って
非同期式10進カウンター回路を構築している。
この回路図と各電圧端子の波形を描け。
define Counter10( ) { input CK(t); output Q1(t),Q2(t),Q3(t),Q4(t),CLR(t);
[CK,Vdd,Vdd,CLR]JKFF(1)->[Q1,Q1B];[Q1,Vdd,Vdd,CLR]JKFF(2)->[Q2,Q2B];
[Q2,Vdd,Vdd,CLR]JKFF(3)->[Q3,Q3B];[Q3,Vdd,Vdd,CLR]JKFF(4)->[Q4,Q4B];
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補足資料 人工知能パートナーシステム(AIPS) を支える基礎知識
(2)応用情報数学
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本書「デジタル回路の世界」を購入された読者のみなさまには、
本書購入日時と購入手段(購入書店)を記載の上、
hagihara-yoshiaki@aiplab.com にご連絡いただければ、
この補足資料の解答集 (Lecture Note) をお送りします。
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参考文献
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参考書名 人工知能パートナー(AIPS)を支える
デジタル回路の世界
ISBN 978-4-88359-339-2 C3055
本体 9000円+税
B5サイズ 上製 475ページ (ハードカバー)
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書籍の出版社の紹介
TEL: 042-765-6460(代) 青山社
https://www.seizansha.co.jp/ISBN/ISBN978-4-88359-339-2.html
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